ひめじじょう

姫路城

Himeji-jo

世界遺産文化遺産日本の世界遺産1993年登録の世界遺産城・城跡
姫路城 / ©Adobe Stock

概要 - Description

「姫路城」は江戸時代以前に築城され今日まで天守が残っている現存12天守の一つ。白い漆喰を使った真っ白な城壁から別名を白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)とも呼ばれ、日本の近世城郭を代表する建造物の一つとして数えられる。1346年の赤松貞範による築城が始まりとされ、その後、戦国時代後期から安土桃山時代にかけて本格的な城郭に拡張されたのち、関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政によって今日見られる大規模な城郭へと改修された。城郭内部の構造はその時の大改修時のまま残されており、天守群は大天守と渡櫓(わたりやぐら)で結ばれた3つの小天守からなる連立式天守構造となっている。現存する建築物の内、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の各種建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に指定され、1993年にはユネスコ世界遺産リストにも登録された。また、姫路城には建築物以外にも数々の物語が残されており、千姫の物語や播州皿屋敷お菊井戸の物語などが有名。

Description is available under license CC-BY-SA 3.0

スポット情報 - information

世界遺産データ
区分:文化遺産 / 基準:(1),(4) / 登録年:1993年
構成資産
構成資産ID 資産名 ロケーション 座標 Property Buffer Zone
661 姫路城 兵庫県姫路市 N34 49 60 E134 41 60 107.0 ha 143.0 ha
基本情報
住所 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
営業時間 開城時間:9:00~17:00(閉門は16:00)
休城日:12月29日、30日
料金 大人(18才以上):1,000円
小人(小学生・中学生・高校生):300円
※団体料金あり(30人以上)
※小学校就学前は無料
※18歳で高校生の場合は、小人料金が適用
アクセス JR姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
公式サイト https://www.city.himeji.lg.jp/castle/

※掲載情報は最新ではない可能性がありますので、営業時間・料金につきましては公式サイトなどをご確認ください。

出典・参考文献 - Bibliography

外部リンク - External links